ザ・ノースフェイス・ヤックアタック 途中棄権報告 Good bye Nepal for now.

意を決して臨んだヤックアタックレースを6日目にしてドクターストップという形で終えることとなってしまいました。

食べ物か水が原因のウィルス感染症だと予想されます。

レース初日から体調が崩れ始め、レースに帯同している医者からもらった抗生物質などの薬で症状を無理やり抑える形でレースを続行しました。症状は微熱、下痢、嘔吐、頭痛がありました。

ドクターストップまでのレースリザルト:

ステージ1:4位-総合4位

ステージ2:5位-総合3位

ステージ3:2位(表彰)-総合3位

ステージ4:3位(表彰)-総合3位

気力のみで身体を動かしていましたがステージ5でその精神力も切れてしまい、一気に体調が悪化してコース途中で倒れて半分気を失い、動けなくなってしまいました。

激しい下痢と嘔吐は続き、熱は39℃まで上がり、強制下山することになりました。

山の上では適切な医療器具もなく、不衛生な環境でコンディションは一向に回復せず、下山にも時間がかかり、一時は生死の境を彷徨いました。

医者には「あそこまで追い込まなくてゆっくりレースして回復を待つという選択もあった。」と言われましたが、

私は勝つためにレースをしているし、勝つために厳しいトレーニングと努力を積み重ねてきました。

自身の中にその選択肢はありませんでした。

徐々に快方には向かっていますが、カトマンズの病院でもしっかりした設備が整っていないので、帰国日時を19日から14日に早めて日本で念のために再度病院に行くことになりました。

途中棄権という残念な結果をお知らせすることになり、悔しい気持ちでいっぱいです。

これから続く長いシーズンに向けて一刻も早く回復し、気持ちの整理もつけて元気に再スタートしたいと思います。

しかしながら、ネパールで過ごした日々は悪い経験だけではありませんでした。

自分が知らない世界をたくさん見させてもらいました。

人、出会い、文化、食、貧困、格差、差別など、自転車以外にもネパールの深いところに触れることができました。

これもMTBというスポーツがきっかけで体験することができました。

またもやMTBに感謝です。

Good bye Nepal for now.