ヤックアタック1日目レースレポート

Stage1 Kathmandu to Nuwakot Bazzar 45km、983m登り

朝から身体全体が重く、軽い下痢の症状もある。恐れていた感染症になってしまったのだろうか?

そんな私の不安もお構いなしに2013年ヤックアタックの第1ステージは容赦なく始まった。

もう後戻りはできない。

一度コースに出たら全力を尽くすのみ。それ以外のチョイスはない。

この日のために、勝つために、この数か月かつてない激しいトレーニングと努力を積み重ねてきた。

序盤の登り、先頭で積極的に後続を引き離しにかかる。

しかし、優勝候補のNarayan選手、Ajay選手、Jeremy選手に先行を許してしまうと、上がった息が戻らずどんどん後退してしまい、一時は6位まで順位を落としてしまう。

最初の登りきると、ヒマラヤの雪山のパノラマが目の前に広がる。思わず止まって写真を撮りたくなるほどだ。

しばらく平坦基調の細かいアップダウンが続く。

途中のシングルトラックでは突然現れるロックセクションがあったりして驚かされるが、久しぶりのテクニカルセクションでテンションは上がる。

下りに入り、ようやく息が整い始めたので追い上げモードにスイッチオン。

荒れたジープロードと簡易舗装路の高速ロングダウンヒルだ。

ここで4位まで順位を戻して、長い下りでJeremy選手に追いつき、平坦セクションを2人で協力しながら前の2人を追った。

ボコボコでかなり荒れた道だ。なるべく良いラインを見つけてペースを落とさないように細心の注意を払った。

最後の登り手前で2位のAjay選手にようやく追いつき、3人パックでフィニッシュまで続く最後の登りへと突入。

気温は30℃を超え、車が巻き上げる埃、照りつける太陽が容赦なく体力を奪う。

次第に2人から遅れ始めて一人旅に。

この暑いのに寒気すら感じる。無理やり水分補給をして意識を保つ。

勾配もきつく、ギアが足りないほどだった。

堪えるだけしかできないまま4位でフィニッシュラインをまたいだ。

宿のFamous Farmは素晴らしいロケーション。とても居心地が良い。フィニッシュ後はフラフラだったのでずっとベッドで横になっていた。

夕方には気分転換のために町外れにあるテンプルへ皆で散歩に行った。

なんてのどかな場所だろう。

こんな舗装路がない山の中にも町があり、ライフがあり、文化がある。

キッチンの様子

明日には少しでも体調が回復していることを祈る。