ヤックアタック2日目レースレポート

2nd Stage  Nuwakot Bazzar to Dhading Besi 50km, 1359m 登り

回復を祈る自分とは裏腹に体調は悪化。夜中に腹痛で目が覚めて激しい下痢に襲われた。約1時間ごとにトイレを行き来した。

朝、医者に相談して下痢止めをもらい、なんとかスタートラインに立つことができた。

この時点ではわからなかったが下痢を止めたことは間違いだった。下痢でウィルスを身体から出さなければいけなかった。この行為を後に後悔することになる。

果敢に攻めるが全く体が反応しない。

最初の緩やかな長い登りではなんとか先頭集団を視界には捉えていたが、勾配が急になるにつれて徐々に離され、後続からも追いつかれ始めてしまう。

今日のコースはアップダウンが激しく、路面も岩が多く身体への衝撃が厳しい。

特に最初のガレた長い下りでは内臓への衝撃を減らすために力みすぎてしまって、早くも腕がパンパンになってしまった。

しかし、変化に富んでいるので体調が良ければ楽しく感じることができただろう。

高所恐怖症の自分には怖かったが、100メートルはあるだろう下が透けている吊り橋も通過したりした。

今日も暑く、砂埃がひどく、厳しい環境。

ずっと4位につけていたが、後半に入り、脱水のせいか足が攣ってしまいペースダウン。

追い上げてきた選手に抜かれてしまい5位に降下。

後半は微妙に下り基調なはずなのだが、細かい急な登りで体力が確実に奪われていく。

ペースはおちる一方。

昨日に引き続き、最後は耐えるだけの展開となってしまった。

順位は5位。総合では3位に浮上。

フィニッシュ後は倒れこんでしまい、皆より早めにホテルに行き、ずっと横になっていた。

しかし、部屋が4階でエレベーターがなかったので荷物を持って階段を上がるだけで一苦労。

夜にもう一度ドクターと相談して抗生物質を摂取し始めた。

どうしてもレースを続けたかった。

衛生面の管理は人一倍気を付けているのにやられてしまった。

自分の運の悪さを呪った。

この日は夕飯も軽く済ませてとにかく寝た。

前を向くしかない。