ヤックアタック4日目レースレポート

4th Stage Gorkha to Besi Sahar 61km, 1121m登り

今日のステージは危険なダウンヒルスタートということで、30秒ごとのタイムトライアル形式スタートとなった。

総合順位順ということでNarayann選手、Ajay選手に次いで3番手のスタートを切った。

相変わらず微妙な体調だったが、昨日の2位が精神的に勇気づけてくれていた。

後ろからのライダーは気にせずにとにかく前の2人に必ず追いつくというイメージを作って思い切り攻めた。

最初の下りもできるだけブレーキを減らし、コーナーでの減速を最小限に抑えて飛ばした。

前半にいくつかある急勾配の登り坂もペースダウンすることなくクリアーしていき、イメージ通りこげている。しかし、前は見えない。

バス、車、オートバイが多いロードセクションもあり、時々ペースダウンを余儀なくされて何度も焦る。しかも、オフロードなので巻き上がる埃と排気ガスで呼吸がとても苦しくなる。

後半の約30キロは簡易舗装路。

誰かと協力しあえばペースを上げられるが、ずっと一人旅だ。

ハンドルバーに肘を置いてエアロポジションをとって、歯を食いしばってひたすらビッグリングを踏み続けた。

最後の10キロはアップダウンが続き、ダンシングダッシュと下りで少し休むという繰り返し。

目標も見えない中で追い込むことは非常に難しく、心身ともに堪える。

しかし、後方ライダーも視界に入らないので走りはきっと悪くないはずだ。そう言い聞かせて心を前向きに保った。

フィニッシュの町のBesi Saharのサインが見えた。もうすぐだ。

もう一度エアロフォームを整えて最後の追い込みを開始した。

前には追いつけなかったが60キロ気持ちを切らさずに出し切れた。

結果は3位。またも表彰スポットでフィニッシュすることができた。

総合も3位をキープ。

これだけ追い込んでいるにもかかわらず体調は悪化していない。

フィニッシュ後、いつものように食事とミーティング、洗車以外はひたすら部屋で休んだ。

自転車の洗車はレストランの裏の食器洗い場と同じ場所。

明日から本格的に山に入るので持っていける装備が10キロまで制限される。

荷物を切り捨ててポカラへ送らなければいけない。

10キロという制限が非常に厳しく、スペアパーツ、慣れ親しんだ補給食、着替えなどを最小限に抑えなければいけない。これもチャレンジだ。

ジェルなどの補給食の重量が重いので最低限の数に絞る。

食事が出されるものしか選択できないのも非常に辛い。一番これが大変かもしれない。

今日のディナーはフライドライス、フライドエッグ、フライドヌードル、スパイシースープで油ものばかり。またもや胃の調子がおかしくなってしまった。

量を抑え、あとは自分の持参した補給食で調節した。

しかし、無理にでも食べないとステージレースは続かない。バランスが難しい!