ヤックアタック6日目レポート。

6th Stage Taal to Chame

朝は自力で立てないほど身体が弱っていた。トイレには這っていくほどだ。

この状況を見て医者はスタートをできないと判断した。

昨日はグループライドだったので途中でジープに乗っても棄権にはならなかったが、今日はスタートしないと完全に棄権となってしまう。

自転車に乗ろうとするが、悔しすぎることにまたぐこともできない。

情けなさすぎる姿だ。

断腸の思いでドクターストップを受け入れた。

棄権は受け入れたが、このコースの先を、ヤックアタックの醍醐味である標高の高い山岳ステージを見てみたい。

医者曰く、この手の症状は2日程度で良くなる、というので回復を見込んでジープに乗って次のフィニッシュ地点であるChameに向かうことにした。

日中に一度回復傾向にあるかと思ったが、Chameに着いても下痢と嘔吐は止まらず、熱も下がらなかった。

この日も水すらまともに飲むことができずに脱水症状は悪化していった。

身体の水分を絞り出すかのように下痢は止まらない。半日はトイレの中にいただろう。

あの、ボットン便所の匂いは一生忘れないだろう。まだ身体にこびりついている気さえする。

あんなに美しい山の景色も皮肉にしか見えない。