ヤックアタック7日目レポート。下山。

7日目

これ以上先に行くと下山する手段が困難になってくるということで、下山するか先へ進むかの決断を迫られた。

体調は良くなるどころか悪化しているので医者や大会側も満場一致で下山との決断を下した。

旅立つレーサーたちに残りの補給食やスペアパーツを分け、激励の言葉をかけて送り出した。

下山するジープの中で過ごした時間は6時間。悪路による激しい揺れで乗り心地は史上最悪。MTBに乗れたらどんなに楽だろうに。

無理やり詰め込まれて無理やり笑った。

途中、2台目のジープの車輪が外れるハプニングなどもあって手伝わされたり、具合が悪いとか言ったりしている場合でなかった。極限のサバイバル状態。

自転車も乱雑に扱われてハラハラ・・・ジープの上でロデオ状態。しかし、構っている余裕はゼロ。

日本での整った環境、愛する人たちに囲まれた生活が遥か遠くの存在に感じ、改めてその大切さと尊さを認識した。

命がけのジープライド・・・・

ようやくBesi Saharの町まで降りてきてジープから降ろされた。

ハプニングもあったので着いたときには日が暮れていた。

今日はこの町で一晩を過ごし、翌日にカトマンズに向かうことになった。

ガイドが来てくれるはずだが、夜になっても一向に現れる気配がなかった。

明日、本当に自分はカトマンズに生きて?!辿り着けるのだろうか?