ヤックアタック8日目レポート。カトマンズに帰還。

8日目~

朝になってもガイドは来ない。どうも他のレーサーにけが人が出てしまい、そっちの介抱でこちらには来られなくなってしまったらしい。

よって自力でカトマンズへ行くことを余儀なくされた。

手段はローカルバス。

ホテルの人となんとかコミュニケーションを取り、バスへの乗り方を聞いた。

10人乗りくらいのバスに30人くらいが詰め込まれ、バイクは屋根にロープでくくりつけられた。

いろいろな町を通過し、次々と人が入れ替わる。モミクチャにされてもうわけがわからない。

カトマンズに着いたのは約8時間後。

着いた場所からも自力でタクシーを探して交渉してカトマンズのホテルへと向かった。

ここでもバイクは紐で簡単に屋根に括り付けられた。

バイクもかなり傷んでいることだろうが、心配する余裕すらも残っていなかった。

死にもの狂いでようやく目的地のカトマンズゲストハウスに到着した。

正に火事場のクソ力だ。

そこではヤックアタックの共同運営をしているチミさんが待っていてくれて、ホテル、医者、病院の手配を懇切丁寧にしてくれた。

彼は命の恩人と言っても過言ではない。

夜にはようやく固形物(ビスケット)を軽く口にできるほど回復してきた。

久しぶりに寝た設備の整ったホテルのベッドの寝心地、綺麗なトイレ、シャワーは天国に思えたほどだった。