アメリカのレース界どうなるんだろ~

ちょっと前のニュースですが、USA サイクリングがUCI管下以外のアメリカ国内レースへのプロ選手参戦を禁止するルールを決めた。

対象はUSAサイクリングが出すエリートライセンス保持者。

このルールが大きな問題となっている。

再来週のシーオッタークラシックで反対署名を集めてUSAサイクリングに抗議するようだ。

プロとアマの差別化、民間団体などが開催するローカルレース賞金のプロによる独占防止、ルールを統一する、などの目的はあるのだが、お金が回ることができていないMTBの世界ではまだあてはまらないのが実情。

本音を言うと「面白い」「楽しい」レースは大概民間団体が開催しているレースだ。

そして、それらの賞金もプロの数少ない収入となっているのも事実。

はっきり言ってこのルールにより「USAサイクリング/UCIのレースなんてつまらないし、メリットないし出てられないよ~っ」と言うライダーが増えることは目に見えている。

実際、USAチームメート5人全員USAサイクリングライセンスを今年は更新していない。

ナショナルシリーズのUSカップの参加人数も年々減少しているのも事実。

だって、自分が出たい楽しいレースに出られなくなってしまうから!

アメリカのみんなには申し訳ないが、僕は現在日本の国際ライセンスがあるのでこのルールにはあてはまらない。好きなレースに出られるので正直ラッキーだ。

USAサイクリングは民間団体レースを管下に入れようとしているのだが、団体側がお金を払ったり、ルールなどで縛られてしまうので厳しい状況。

参加者数が分裂しているので相互にとって良くない現状、、、。

来週から行く遠征で僕が出る4つのレースのうち、ちなみにUSAサイクリングのレースはシーオッターのたった一つ。

民間団体は気合い入れて、ライダーがいかにMTBを楽しめるか、いかに魅力的にするかに力を入れてくれています。

4月末のウィスキーオフロードは最高のトレイルでレースをできる上に、$40000の賞金が用意されている!

5月2週目のイーグルアウトサイドフェスティバルも極上シングルトラックを舞台にプラスして$11000の賞金!

この二つのレースは町規模のフェスティバルの中で行われる。ビギナーからプロ、観客まで全員が楽しめる。

そして!男性女性の賞金配当率が同じ。女性ライダーを集めるには十分なアトラクション!

ライセンスがなくてもこんなに素晴らしいレースができる。

昔はUSAサイクリングのNORBAが世界で一番レベルが高く、楽しいとも言われていた。

競技性が強くなり、商業性も強くなるのは自然の流れであり、しかたない部分もあるが、スポーツ自体に亀裂が入る様な流れは作ってほしくない。

ちなみにこれはクロカンやマラソン系だけではなく、DHやエンデューロにも同じルールが適用されている。

自分も読んだり、聞いただけの段階なので実際来週末から現場でその様子を感じてきたいと思う。