2013年全日本マウンテンバイク選手権大会レースレポート

レース: 全日本マウンテンバイク選手権大会
結果: 7位(47人エントリー、15人完走)
タイム: 1時間44分47秒
場所: 静岡県伊豆修善寺サイクルスポーツセンター
開催日時: 2013年7月20日
コースコンディション: 曇り/晴れ
レース距離: 8周

大会ウェブサイト:http://www.japan-mtb.org/jmaevent/mtbjapan/2013-mtb-alljapan/

1年に1回の日本最速のクロスカントリーライダーを決定する大会。Jシリーズとも違うピリッとした緊張した空気感が会場に流れている。

自分は長距離レーサーと言われているが、近年のスピード化によりXCにも対応できるぐらいのスピードがないと長距離レースの世界にも全く通用しない。最近は積極的に強度の高いパワートレーニングを積み上げてきた。その成果を表す場所として全日本選手権XCへの参戦を決意した。

スタートは20番目コールの3列目。ギヤを合わせて前へ抜けようとダッシュをかけたが、前方の数人のライダー達のコーナ-のふくらみで前輪が干渉してスピードダウン。そのまま前に上がれずままオフロードに突入してしまい、結局20番あたりからの仕切り直しとなった。

周りも最初は元気なのでなかなか抜くラインが見当たらず、スタートループと1周目は我慢の時間となってしまった。

©MP Shige

2周目からようやくばらつき始め、追い上げモードに突入。

©Ryosuke Shibuya

全日本ということもあり、普段よりも声援の数が多く、コースのいたるところから「ユーキ」の名前が聞こえた。本当にありがたい。聞くたびにエネルギーが溢れ、テンションも上がる。

フィードゾーンでは尾関メカが毎周回ボトルと声掛けをしてくれた。支えられていることを噛みしめながらペダルを踏む。

20番スタートから順調に上げて行き、中盤には10番前後まで追い上げた。ここからは強いライダーしかいないので今ままでのように抜かさせてはくれない。

©Tomoaki Endo

中盤で太陽が出始め、その暑さに負けて意識が朦朧としてペースダウン。TOP5が見えそうな位置から悔しいが離され始める。気持ちだけは折れないように、弱気になりそうな自分と必死に戦った。

©SaburouKoganei

トップとの差が1周毎に1分ちょっとずつ離されていく。このままペースダウンしたら足きりの可能性も出てきてしまう。それだけは絶対に許せない。

再びたくさんの応援の声に助けられた。コース上一番きつい登り手前のオフィシャルフィードゾーンの人たち、上り坂の途中にいた人達も必死に応援してくれた。あそこで渡してくれる「かけ水」は酷暑の中では正にライフラインだった。感謝だ。

©MPSHIGE

終始一人旅で前を追い、後続からは追いかけてくる4-5人の集団がいた。

ハイペースな上に、湿気がある暑さで集中力を保つことがいつも以上にきつく感じた。そのせいか前週の足が良く回っていた感じよりもだるく、重い印象があった。

©Hidehiro Itoh

コースもテクニカルな箇所が皆無でフィットネス重視。ペダルを常に踏み続けなければならない。レース中の写真を見ると辛い表情が目立っていた。

しかし、これは皆同じ。特に最後まで残っているライダー達の追い込みは半端ではない。全日本という大舞台にかけている想いがバシバシと伝わってくる。

涎もぬぐう余裕がないほど、限界ギリギリ、いやそれ以上に追い込んで走ってもトップからは離され、一つ前のライダーにも追いつけない。後ろのライダーもほぼ同じ距離を追ってくる。彼らも同等かそれ以上に頑張っている証拠だ。

©Hidehiro Itoh

正に一瞬の隙も許されない真剣勝負。そこに「前を目指す」以外の雑念は一切ない。

残り1周の鐘が鳴らされた。

見ていてヘロヘロな走りだったかもしれないが、今できること全てをこのコースに置いてくる。

©Makoto Asakura

そんな気持ちで最後まで走り切った。

順位は7位。

©Ryosuke Shibuya

フィニッシュでは応援してくれた皆、尾関メカが迎えてくれた。そして、ライバル達と交わす握手。

決して満足いく結果ではないが、この瞬間は凄く好きだ。悔しくても応援してくれる仲間、刺激し合うライバル達。レースを辞められない大きい理由の一つだ。

すぐにアメリカ遠征へと旅立つが全日本選手権に参戦して本当に良かった。最後にたくさんの刺激をもらい、気持ちも大きく前へと向いている。

アメリカでは自分が得意とする長距離レース、ステージレースをメインに出場する。今回の経験を活かして最高の結果を残してきたい。

そして、秋に帰国した時には更に成長した新しい池田祐樹を見せます!

素晴らしい写真を撮ってくれた皆様ありがとうございました!

たくさんの応援とサポートありがとうございました!

レース機材

バイク: CANYON GRANDCANYON CF SLX 29
ドライブトレイン:SRAM XX1 (フロント34t)
フォーク: MAGURA TS8 SL 29
ブレーキ: MAGURA MT8
ステム/シートポスト/ハンドルバー: RITCHEYSuperlogic/TRAIL/WCSCarbon
ホイール: DT Swiss 1450 29 with Stan’s tubelesskit
タイヤ: Continental Race King 2.2(F)Race king 2.2(R) Race Sport
グリップ: Ergon GS1
グローブ: Ergon HX2
サイクルコンピューター:CycleOpsジュールGPS(サイクルコンピューター)
シューズ: North Wave Extreme
ペダル: Crank Brothers Eggbeater 11
サングラス: adidas Eyewear Evil Eye Half Rim Pro L
ヘルメット: Limar
ボトルケージ: Topeak ShuttleCage CB
チェーンオイル:Finishline Ceramic Wet Lube

補給食:パワーバージェル&VESPAプロ
リカバリー:C3fit コンプレッションソックス
テーピング:ニューハレ

パーソナルスポンサー:

チムチムレーシング
スポーツクラブ ルネサンス
パワーバー
CycleOps:パワータップ、ジュールGPS(サイクルコンピューター)
C3フィット:コンプレッション
VESPA
NEW HALE:テーピング
HALO HEADBAND:ヘッドバンド

チームスポンサー:
Ergon
Topeak
Canyon
SRAM XX1
Magura
RitcheyBicycleComponents
ContinentalTires
DT Swiss
Primal Wear
Finish Line
Northwave Shoes 
Adidas Eyewear
Jagwire
FRS
Crank Brothers
Chamois Butt’r
Stan’s No Tubes
EPIC Action Cam 
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