キング・オブ・ザ・ロッキーズ レースレポート

キング・オブ・ザ・ロッキーズ レースレポート

結果:5位 プロメン
タイム:1時間44分8秒
場所:アメリカ・コロラド州・ウィンターパーク

標高:約3000メートル
開催日時: 2013年8月24日
コースコンディション: 晴れ
レース距離: 26マイル ワンウェイ
大会ウェブサイト:http://epicsingletrack.com/index.html

 

コロラドロッキーの王者を決定する歴史あるレースだ。毎年そのタイトルを獲るために強豪ライダーが募る。

先週までの7日間ステージレースから気を抜かず、緊張感のある状態でレースに臨めている自分がいる。

プロカテゴリーの証、Pのマークを足につける。

応援の体制もバッチリだ。

最初のロングの登りのハイペースにもギリギリ対応して先頭が視界に入るところにいる。武井選手(FORZA)がリードしている姿を見て、同じ日本人として刺激を受けて集中力を更に高めた。

ワンデイのXCの高強度に身体が悲鳴を上げている。短いレースだけに長距離レースより一段ギヤが更にかかっているのでとても辛い。

終始5-6位パックでレースを進める。

4位のベルギーの選手の背中は見えるが差が縮まらない。

補給地点の情報では1-2位は1分先、3位の選手30秒ほど前にいるとの情報が入る。白熱の展開だ。

5位を争うトーマス選手(Cannondale)は過去に勝てていない選手。やはり強い。しかし、抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り返すことができている。

今回は5位まで表彰対象。絶対に、最低でもそこの中には入りたい。少しでも前を目指す。

そのためにもまずはトーマス選手をかわさなければならない。

最後のシングルトラックに入る手前の広くなった道で力をかけて勝負をかけた。ここで最初にシングルトラックに入れば抜かされずに逃げ切れるはずだ。

しかし、それを向こうも感じ取り、抜かせまいとしてスピードを上げてくる。酸欠寸前まで追い込むが抜かせない。道が狭くなり、「もうだめだ」と思いかけたときに、トーマス選手が苦しい表情をしてスローダウンし始めた。向こうも限界だったのだ。

それを見た瞬間、もう一度切れかけたエンジンをかけ直し、横の芝の上を無理やり乗り越え、多少無理やりに肩を擦りながらもトーマス選手の前に出た。

血の味がするほどすごく苦しい。足も乳酸でいっぱい。しかし、ここは踏みどころ。どんなに辛くてもここで踏んで引き離せば相手に心身共にダメージを与えることができる。

数秒だが差を付けることに成功。あとはフィニッシュまでの我慢比べだ。

きつさのあまり足の力を緩めかけたが、ここで4位のベルギーのMichael選手の背中が少し近づいてきた。

しかし、残りの距離が短すぎる。追いつけるかわからないがここまで来たらやるしかない。

シングルトラックを出て、最後のスプリントセクションにかけたが4位には数秒及ばず5位でフィニッシュラインを通過した。

フィニッシュ後、お互いに出し切ったライバル達と握手を交わす。嬉しさ、悔しさ、いろんな感情が胸の中にあるが、闘争心むき出しにして戦った最高の仲間だ。

優勝はなんと日本人の武井選手。快挙だ。純粋に嬉しいがやはりそこに絡めていない悔しさも感じる。

トップからは2分遅れ。その中に4人も前にいるとてもタイトなレースだった。100分の中の2分、たった2%の遅れだ。まだ成長をしている自分を感じ、更に成長をさせてくれる予感ができるレースとなった。

この純粋な悔しい思いと次への意欲を胸にシーズン後半のレースを大事にこなしたい。

まずは来週の遠征最後のレースの結果へつなげたいと思う。

最後に、機会を与えてくださったスポンサーの皆様、レース前中後サポートしてくれた清子、マナオ君、応援してくれたすべての人たちに感謝したい。本当にありがとう。

レース機材

バイク: CANYON GRANDCANYON CF SLX 29
ドライブトレイン:SRAM XX1 (フロント30t)
フォーク: MAGURA TS8 SL 29
ブレーキ: MAGURA MT8
ステム/シートポスト/ハンドルバー: RITCHEYSuperlogic/TRAIL/WCSCarbon
ホイール: DT Swiss 1450 29 with Stan’s tubelesskit
タイヤ: Continental Race King 2.2(F)Race king 2.2(R) Protection
グリップ: Ergon GS1
グローブ: Ergon HX2
サイクルコンピューター:CycleOpsジュールGPS(サイクルコンピューター)
シューズ: North Wave Extreme
ペダル: Crank Brothers Eggbeater 11
サングラス: adidas Eyewear Evil Eye Half Rim Pro L
ヘルメット: Limar
ボトルケージ: Topeak ShuttleCage CB
チェーンオイル:Finishline Ceramic Wet Lube

補給食:パワーバージェル&VESPAプロ
リカバリー:C3fit コンプレッションソックス
テーピング:ニューハレ

パーソナルスポンサー:

チムチムレーシング
スポーツクラブ ルネサンス
パワーバー
CycleOps:パワータップ、ジュールGPS(サイクルコンピューター)
C3フィット:コンプレッション
VESPA
NEW HALE:テーピング
HALO HEADBAND:ヘッドバンド

チームスポンサー:
Ergon
Topeak
Canyon
SRAM XX1
Magura
RitcheyBicycleComponents
ContinentalTires
DT Swiss
Primal Wear
Finish Line
Northwave Shoes 
Adidas Eyewear
Jagwire
Crank Brothers
Chamois Butt’r
Stan’s No Tubes
EPIC Action Cam 
Great Western Lodging