CSC Classicレースレポート

レース: CSC Classic 2015
開催日時:2015年3月22日

結果:
XC ELITE: 4位
2.5時間耐久: 総合優勝

場所:伊豆修善寺CSC
大会ウェブサイト: http://hasshiy288.wix.com/cscclassic

私にとってシーズン開幕戦となる今大会。昨年の秋以来のレースだ。今回は12月半ばからトレーニングをじっくりと行い、コーチとの相談の上、現時点でのフィットネスを確認する大切なレースとして臨んだ。

11時からのXCエリートと13時からの2.5時間耐久にダブルエントリー。

長距離レースをメインに出場している私だが、XCのレースに出ることは現状の高強度域での限界出力、無酸素域のリピータビリティ(反復能力)、レースでしか出せないデータ値を見る重要なチャンスだ。

XCは予想タイムが1時間ほどと短いのでウォームアップは入念に行った。特にマスターの年齢は暖まりに時間がかかることもあり、FTPやVO2MAX域の刺激もしっかり入れた。

久々に顔を合わせるXC選手達とスタートラインに並び、談笑。彼らとまたスピードレースができることが純粋に楽しみでテンションも上がる。

10441923_745453018902132_7727880377928250017_n

©Sayako

XC独特のスタートの緊張感が張りつめる。

伊藤秀洋

©伊東秀洋

最初から全力で追い込む。さすがXC、スタートダッシュが速い。

伊藤秀洋12

©伊東秀洋

6-7番手あたりで最初の登りを越え、2つ目の急勾配の舗装路の登りで5番手につける。

伊藤秀洋1

©伊東秀洋

前方の沢田選手に追いつき、4-5番パックとなる。

レース時間が短い上に、ひたすら細かいアップダウンを繰り返していくスピード展開のレイアウトは気を抜けない。マラソンレースにはない緊張感だ。強度が非常に高く、きついがこれもまた刺激的で楽しい。

伊藤秀洋3

©伊東秀洋

しかし、短い瞬発的な登りで沢田選手から徐々に差を付けられてしまう。久々のXC強度に身体が悲鳴を上げる。

伊藤秀洋2

©伊東秀洋

このきつくなったところから本当の勝負が始まる。ここは根性が大切だ。ここで精神状態が落ちると身体にも影響し、スピードもダウンする。耐えて耐えてひたすらペダルを踏み込む。きついのは皆一緒だ。

身体も徐々に強度に慣れてきて再び追い上げモードに。4位に浮上。

MakotoAyano2

©Ayano Makoto

6周回で全て出し尽くすために必死に追い込むが悔しいが前との差が縮まらない。

4-5周目にまさかのトラブルが2回発生。下車を余儀なくされるが落ち着いて対処。秒単位で順位が動くXCでは致命的だが焦ってミスをしないことも大切だ。

伊藤秀洋5

©伊東秀洋

3位の選手から離されてしまったが幸い後続には追いつかれずにトラブルに対応できた。あとは、ラスト1周追い込むのみ。

MakotoAyano

©Ayano Makoto

ここにきてまた良い感じに踏めている。高強度の耐性が付いてきていることを感じる。

最後までペダルを緩めることなく、フィニッシュ。

MakotoAyano1

©Ayano Makoto

レースは57分台。こんなにも短く高強度のレースは本当に久しぶりだったが、それなりに対応できていたことを実感。これからのトレーニングでさらに伸びていくことも同時に実感できた。

20822_745452858902148_1190310750595507950_n

次はクールダウンをする暇もなく、2.5時間の耐久レースへの準備。お昼の時間でお腹もすく。しかし、1時間も間が無いので固形物の食事は避け、リカバリードリンク、エナジーバー、VESPA RECOVERYなど消化にあまり負担をかけないもの摂取した。

11070191_745617965552304_8179823816509955418_n

©Sayako

耐久レースの私のバイクは変速ができないシングルスピード。32t-18tの組み合わせ。レースの坂の斜度に対して重めだがこれをしっかり最後まで踏みきることがゴールだ。

11037767_745453972235370_2528415506260306009_n

©Sayako

今度のレースは長いので若干強度は落ちるが、基本2.5時間全力だ。冬の間一番取り組んだ領域が試されることになるだろう。

シングルスピードカテゴリーは最後尾からスタート。SSの皆は常に明るいフレンドリーな雰囲気だ。スタート前の緊張を緩めてくれる。

10475222_745570068890427_4783118044500146416_n

CSCクラシックも今回初のSSカテゴリーを設立。というのも今年10月にはSS世界選手権がなんと日本で開催される。その影響もあり、SS人気が沸々と盛り上がってきているのだ。

1周目は予想していた渋滞を冷静にすり抜けながらのレース展開。XCレースで追い込んだ身体が一回冷えているので若干かかりが鈍い。

伊藤秀洋11

©伊東秀洋

30分ほどこいでいると身体が暖まり、ペダルへ込めるチカラが強まっていく。安定したハイペースでラップタイムを刻む。急勾配の坂では重いギアで止まりそうなスピードになり苦しむが、身体の使い方のコツをつかんでくるとそのギリギリな部分も楽しめるようになってきた。

シングルスピードは非常に奥深い。体重の重心の使い方次第でバイクの進み具合も変わってくる。ギヤ変速に頼らずに一枚のギヤと身体の使い方で路面変化に対応していくのだ。

足の疲労が蓄積していく中、自然に身体が省エネの動きを習得していく。

伊藤秀洋9

©伊東秀洋

ペダルからのトルクを全身で感じて、自重とバイクを操る。超辛いのも事実だがこのシングルスピードならではのバイクとの一体感がなんとも楽しい。この感覚は病み付きになりそうだ。

平地部分ではギヤが足りずに回し切ってしまうがそのもどかしさもまた一興。追い込みながらも思わず笑みがこぼれる。

伊藤秀洋7

©伊東秀洋

途中、シングルスピードのみならずチームなども含めた総合で1位との情報が入る。まさかとは思ったが、モチベーションは上がりガシガシダンシングでさらに追い込んだ。

コース上ではたくさんの人たちと交流があったり、プロの走りを体感してもらえたりするのも耐久レースの魅力の一つ。

11030851_745617752218992_2751480274375300234_n

©Sayako

お互いに励まし合い、お互いのゴールへ突き進む。

丸一日サポートに徹してくれたSayakoのチカラも大きい。レース前、中、後に分けて配合してくれたスペシャルドリンクの効果も最高に良く、一日のエナジーレベルを高く持続させてくれた。さすがアスリートフードスペシャリストだ。

11073976_745354455578655_2388222549818584442_n

エリートレースから始まり、耐久2.5時間最後までペースをが落ちることなくフィニッシュ。

603830_745617895552311_2233288986979403898_n

©Sayako

結果、シングルスピードカテゴリーのみならず総合で優勝することができた。

11071716_745530045561096_7758073078829999408_n

©Sayako

優勝スピーチでは、今回のレースの楽しさに加え、来月の南米パタゴニア700キロレース優勝とマラソン世界選手権で最高の結果を残したいと抱負を語らせてもらった。

11072626_745530128894421_7682782320935471080_n

アットホームな会場は終始とても良い雰囲気だった。

大会運営スタッフの皆様お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

また来年も参加したいと思わせてくれたレースでした。

そして、スポンサー、家族、友人、コーチ、応援してくれたすべての方たちに心から感謝。ありがとうございました。

今回のレースを皮切りに本格的なシーズンが始まって参ります。

次のレースは4月12~19日、南米パタゴニアで行われる「アルパックアタック」6日間700キロレース。レースまでにできること全てやって最高の結果を残してきます。

これからもどうぞ応援よろしくお願いいたします。

レース機材:

バイク: Canyon Grand Canyon CF SLX 29
ドライブトレイン:SRAM XX1(34t)
タイヤ: Continental X King/Race King 2.2 Protection
グリップ: Ergon GS1
グローブ: Ergon HX2
ペダル: Crank Brothers Eggbeater 11
サングラス: Limar
ヘルメット: Limar

ボトルケージ: Topeak ShuttleCage CB
チェーンオイル:Finishline Ceramic Wet Lube

シングルスピードバイク
バイク: Canyon Grand Canyon CF SLX 29
ドライブトレイン:SRAM XX1(32t)、キックアスコグ(18t)、フィボナッチスペーサー
タイヤ: Continental Race King 2.2 Protection
グリップ: Ergon GS2
グローブ: Ergon HX2
ペダル: Crank Brothers Eggbeater 11

補給食:GU(ドリンク)パワーバージェル&VESPAプロSayako’s Kitchen
リカバリー:C3fit コンプレッションソックス
テーピング:ニューハレ

パーソナルスポンサー:

自転車コーキ屋
Peaks Coaching Group Japan
スポーツクラブ ルネサンス
パワーバー
C3フィット:コンプレッション
VESPA
NEW HALE:テーピング
HALO HEADBAND:ヘッドバンド
オルタナティブバイシクルズ
Fujimoto Farm 弥之助蓮根
なでしこ健康生活・生きている玄米
ヒロコンフーズ

チームスポンサー:
Ergon
Topeak
Canyon
SRAM XX1
ContinentalTires
Primal Wear
Finish Line

Defeet
Crank Brothers
Chamois Butt’r
Stan’s No Tubes